「憧れ」は遠くにありて

ほとんど毎日

私は高校を卒業後、関東東京に30年住んでその後そこそこ人口のいる地方に移住した。

「夢」を追い上京し現実に打ちひしがれ自分を見失ったと使い古された誌的にまとめよう。

「井の中の蛙」でいれば幸せだったのかもしれないと今でも時々思う。

今はインターネットがあるから世界中どことでも繋がり情報を得られる時代だからこんなことが言えるのかもしれない。

様々な「経験」は私にとって「価値」のあるものだったのかといえば今現在の答えはまだやはり「ノー」だ。

嫌な忘れたい記憶ばかりが強烈に記憶される人生など「価値」の有無を考えれば必要ない。

なぜそれに縋ったかなんて「意地」でしかないのに「愚か」だったとしか言いようがない。

離れてからわかる。

あの煌びやかな世界は「負け犬」にはビル群のただのイルミネーションだっただけだ。

いつか本心から懐かしく思え穏やかに暮らせる日がくるのだろうかと海を眺めながら思う。

どこに行っても歪んだ人間関係は変化ないのだから、それを面白おかしくネタにして生きていきたいと思える今のほうがなんぼかまし。

いまちょっとした不安に駆られたので自分の足元を確かめるために綴る。

30年以上前とは違い「若さ」も「フットワーク」も軽くはないが太々しい身体とちょっとだけ身に付いた知識と開き直った行動力もある。

私はできる。

次はどこへ行こうか。

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