「身の程知らず」
そんな言葉が身体の中に浸み込んでいて記憶を揺さぶる。
何度打ちのめされてもまだ「夢」を見るのか。
私はいつもその足元が不安定な場所に憧れ、遠くに見定めようとする。
忌々しい。

本気で向かった時間は遥か彼方。
日々の「現実」のほうが掴み捉えられないほど身心に馴染んでしまっているのに、まだ「諦めない心」がある。
自分で掛けた圧力にまた時々吐き気が出る。
私の日常は安定はしてはいないが、それほど悪くはないはずなのに自らぶち壊そうとしている。
天秤にかけるのは「それ」ではない。
楽にならない「暮らし」と目標に向かう「情熱」をごっちゃにして何度傷めつけられたか。
そんなことをしたら巣食われるのは足元で私の救いにならない。
いざとなったら断崖絶壁から落ちて楽になれそうだと思って「ここ」を選んだ。
そんな景色をみながら「私はまだやれることがあるだろう」
様々な現実に試され生かされているように感じたら、それまで。
「まだ歩ける」と思えるのなら上を見上げろと私に言う。
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