「セルフレジ」の話である。
私は20歳代のころはコンビニエンスストアでアルバイトしていた。
数十年前とだいぶ大きく変わっているがスーパーやコンビニエンスストアの基本no「バーコードを通す、ないものはタッチパネルで押す」「お会計はその販売店有効なものを使用する」は変わっていない。
現代の「セルフレジ」システムには便利だと思って進んで使っている。
某有名衣類販売店の「購入したいものをカゴに入れたままでお会計」には単純にすごいなと思った。
「袋詰め」も自分のペースと詰めたい順で出来るし私にはとても「有効」な手段だと感じている。
今は「袋詰め」もマイカゴやカゴに合わせたエコバックも普及しているからよく考えてるなとかしか思わない。
これが意外と問題になっているのが驚いた。
「スキャンする」には「労働」を科せられし、その差額の割引がないと。人手不足の時代に何を言ったいるんだ。
老人には使いこなせない。これは予想出来ていた。
人間の「性善説」を利用しているので万引きの増加。私の中には「万引き」という犯罪を犯す考えがないが世の中「悪人」だらけなことを忘れていた。
そうか。私は過去コンビニエンスストアに勤めていたとはいえ現在はその仕事に従事している訳ではないので「困ったこと」を細かく見ていない。
私にはそういうところが抜けている。
「レジ袋の有料化」に関しては馬鹿が何かしでかして現場で万引きや棚卸のことを考えていないと憤慨していたが、そういうことだけではないんだ。
「セルフレジ」は「時間の有効化」の一点だけを見ていた。
私はまだまだ物事を多角的にとらえていない。
卑下することもないが自分自身の「性能」に気づかされる出来事でもあった。
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