油断すると「たかる蠅」

自己中心的で自由な一言

春である。

暖かな陽気につられて外に出て歩き出すと「海を見ながらお弁当を食べよう」という気になりスーパーに寄り海辺の「良い感じ」のところを探して座る。

平和だなと思いながら弁当を食べているとカモメかウミネコの類か遠回しに近づく。

気をつけなければならないのはトンビと思いつつ狙われないような体制で緊張しながら食べる飯は中々面白い。

そんな中「蠅」が寄ってきた。

「宗教勧誘」

発狂して大声で叫んで弁当をぶつけてやろうと思ったが相手は一目でわかる身体障碍者。

ああ、こういうやり方か。君たちそういうの得意だよね。

黙って睨んで弁当を食べお茶を飲む。

相手が何かしら言ってくるのにも反応せずに黙って目と目を合わせ弁当を食べ続ける。

わざとクチャラーになり口の中を見せながら音を立てて食べながら睨む。

まったく海辺の素晴らしい景色を見ながら弁当を食べていたところに「声を掛けてくる」なんて無粋極まりない連中だ。

私も私で大概だと思いながら笑いをこらえていると「宗教勧誘者」は退散した。

退散した勧誘者の先には何人かの人が集まっている。

ああ蠅だ、蠅。

そう思った私はこの愚かで腐った時代に生きなければならなことに落胆もしたが、同時に強く「私」であることを実感した。

「自分教」に入信しているとこんなにもアホで愉快な行動が出来ることも実感した。

私はまだ生きることにみっともなくしがみついて諦めていない。

その力があるなら少しでも日本に住み着く害虫が駆除出来るよう前に進んで行きたい。

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