使った「お金」の行き先

ほとんど毎日

私は「手に入れたら満足」という感覚の持ち主だ。

ネットであれやこれやで何度も吟味して、欲しかったものを手に入れたら満足して放っておいてしまう。

「読みたかった本」が今一番に明確にそれが現れる。

ちょっと読んで終わり。

あれだけ楽しみにしていたのに、開いていない。

あれだけ届くのを楽しみにしていたのに、そのままにしてしまう。

老眼で文字も読みづらく集中力が落ちているのもあるが、私自身過去あれだけ本を読んでいたのに全く読み続けようとしていない。

もう出来ないのか。

きちんと自分のお金をかけて新書で手に入れているのに、もう執着が無くなったのか。

移住する前は漫画本も多量にあったが書籍、主に小説の部類も多量にあって何度も同じ本を読み返した。

漫画と同じくらいの勢いで面白くて何度も読んだ。

きっと現実を忘れさせてくれるものに没頭したかったんだろうな。

いまは何とか落ち着いているのだろう。

あの時より激情に忠実に生きていることは私にとって「良いこと」なのだろう。

漫画は今でも読むが小説は半年前に買っものを読みかけたままだ。

「読みたい」と思うがそれはほんの少しで、そこだけに傾けられる情熱が減ってしまったように思え悲しい気持ちもある。

読みたいと思ったときに変える「購入力」をこれから先に備えることにして、今はもう読めないので捨てることにした。

資本論 (まんがで読破)

新品価格
¥484から
(2024/4/22 08:31時点)

コメント

タイトルとURLをコピーしました