「感情移入」はよくする。
今でも小説や漫画を読んで泣く。歳を重ねたせいで涙もろくもなったか。
幼いころは泣き虫ではあったが、それは自分の感情表現が言葉で上手に出来なかっただけのこと。
ただ私の言う「感情移入」はほとんどが「他人に共感する」のではない。
そして他人には「共感しているふり」が多い癖に「怒り」だけが揺さぶられるという面倒な「感情移入」なのだ。
「他人のことを気にしている場合ではない」
何度も言い聞かせてきたが、やはり無理があるようだ。
それを受け入れていくには「怒りのコントロール」が必要かとも思ったが「怒りを忘れる」ことの恐ろしさは私自身が知っている。
感情に流されずにとかなんとかいっても、私はそんなふうには生きられないようだ。
自然に任せて生きてみる。
感情に無理をかけて生きていくことに意地を張り過ぎていたようだ。
ほんのちょっとだけ分かった気でいるのは、とりあえずそこに収めて納得したいだけである。
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