イカれた内弁慶

ほとんど毎日

「根暗」だということは自覚している。

部屋にこもるとひと時でも「自分の世界」に入って行動がおかしくなる。

別に今に始まったことではない。

若いころはこの「イカれ具合」を表に前面に出していたものだが、年齢を重ねるとこの「イカれ具合」はひん曲がり「対人間」となることもありおかしな方向に行く。

困ったもんだと一人悶えながら今日も生きる。

私の頭の中には私を楽しませるモンスターがいる。

ハッピーな意味合いではなく、まさしくモンスター「化け物」だ。

私を楽しませるならどんな思考だってするから乱暴になりやすいし良心にも欠ける。

これは私だけが飼っている「内側のモンスター」ではないだろう。

人間なら皆このような化け物を内部に潜ませ巧いこと隠し通しながら生きているくらいは私だってわかる。

ほとんどの人が「上手なお付き合い」をして内側のモンスターと一緒に暮らしているのだ。

このモンスターが行動力に発破をかけ性癖丸出しになって突き抜ければ良いのだが、なにせ私は根暗だ。

そんなこともできずにモジモジしながら気持ち悪い生き物になって部屋の中で蠢いて今日も眠る。

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