偽善の深入り

ほとんど毎日

私は「良い人ぶる」傾向がある。

分けへだてなく「博愛主義的」な時が若いころにあり、その「線引き」を間違え「どん底に落ちた時」もカッコつけて、あの歌詞のように優しさを振りまくことで自分に酔いしれていた。

その器もない癖に「あるふり」をし金を使い、残るものは「空しさ」と「傷ついた私」なことを分かっていたくせにそんなこと貫いた。

見栄っ張りのただの馬鹿である。

今では「世の中は銭」を私自身の合言葉にしてはいるが薄ら笑いを浮かべながら「良い人ぶる」私が顔を覗かせ目の前の人間に手を差し伸べたりする。

余計なおせっかい。

その判断は「相手」なので区別はつかないが私はきっとその偽善を楽しんでいるのだろうと自惚れている。

結局は私を満足させるために行動し言葉を吐く。

大体の行動は仇で返ってくるのに、まだ懲りないのか。

そんな迷いもしながら行動するしないの判断を続けるのしんどいが、これも私の生き方だ。

「他人のことに手を貸す」なんて迷って当たり前なんだ。

少し前にも「助けられるなら自分の周りだけでも助けたい」なんて思って書いてもいたが、それはそれで嘘でもない。

だがそれを「気持ち悪いと思う私」がいて半端ないのは、また私は私に嘘をついている証拠なので整合性を取るより粗と灰汁をしっかり取り除いて原因を見つけてあげたい。

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