美々しい寒気

ほとんど毎日

今月も終わる。

「何も出来なかった」と悔やむよりも「今月も平穏無事過ごせたことに感謝」と自然に思ったことに後頭部にぞわっとする寒気が走った。

素直に喜べないのか、感謝という気持ちが普段から足りてないのか。

強気に生きてきたプライドか。

悲しいことに真っ正直になれない私がいることに驚きだ。

さすがにそれはないだろうと頭の中を整理しようとするが、どこにも謙虚な私がいない。

威張り散らしているちっぽけな私が醜く笑う。

そんなのでも「私は私」愛してやりなさいと訳の分からない都合がよい女神が微笑む。

あの頃の私と違う精神的な「頼もしさ」が備えられてきてなんだか嬉しくも思う。

これで良いのだ。

私が気持ち良く前に進める条件をきちんと選べている。

これが「本当の自分」なのかもしれないし、そうでないかもしれないなんてより「アホみたいに受けきれている」のが何とも言えないくらい清々しい。

確かに今の「心の余裕」は都合よく出来ている。

これを守っていきたいとは思うが、過去何度もあったようにどうなるかわからない。

私はいつだって「私の幸せ」を壊すように出来ているのだ。

馬鹿は生きると碌なことがない。

気を引き締める前に身体を引き絞り、身軽にこの場をいつだって逃げる用意だけはしておきたいと思った。

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