道のりの終点

ほとんど毎日

「良くないこと」のひとつに「他人と比べる」がある。

様々な「比べ方」をしてきた私は「それをどう変えるべきか」なんて悩んでいたものだが、今さら比べることを止めたって比べてしまうものだ。

だからそういうのは止めて醜く薄汚い人間でいようと思い、上を見て嫉妬でキーキー猿のように騒ぎ下を見てあなたより幸せとか豪語して見下す。

私は私の気持ちの良い生き方を目指す。

そうすると返って客観的に「私」を見ていられることが出来てきている。

難しいことなど考えずに私は心のままに生きれば良いのだ。

そんなことをしていたら周りに誰もいなくなることは分かっている。

今まで周りに気を使ったって今の私の周りにはほとんど誰もいない。

「間違った気の使い方」とか言われればそれまでだが、その時は私なりに一生懸命だったのだ。

だから否定される覚えも馬鹿にされる云われもない。

そうやって私は惨めな自信も身に着けていく。

生きる糧があるのなら、なんだって良い。

行き着く先は、皆同じ。

死の間際には私なりの答えが出なくても、過去に執着し嫉妬に狂い人生を甘く見た仕打ちはもう充分に受けているのだから、今のそんな私を尊重してあげたい。

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