よぎる葛藤と散財

ほとんど毎日

「旅行」というのは思い出を買うものである。

久々の連休で旅行に行った。

近距離の小旅行や日帰りなんかはたまにしていたが長距離となると腰が重くなって「計画だおれ」になってしまうのではないかと思っていた。

なぜなら「お金を使う」のが今では惜しい気持ちのほうが勝つからだ。

だが安くても旅館を取ってしまうといかざる得ないだろうとやってみた。

今は「行って良かった」で心が満足している。

その場での「お金の支払い」の一瞬の葛藤はあったが「行って良かった」これだけ自分自身で決められて「せっかくだから」と経験にそれなりにお金を使えるのは、私は頑張ったのだな感じた。

様々なことが毎回私を試してきた。

観光先も決めてなく場当たり的な選び方だったが「その行動にお金を使える私」を褒めてあげたい。

「無駄」が頭をよぎり何も出来なくなっている私を客観的に感じる旅でもあった。

ひとつ踏み込むたびに「せっかくだから乗ろう」「せっかくだからやろう」「せっかく来たんだから観よう」言い訳じみた旅行でもあったが満足はしている。

そして心が熱くゆさぶられる良い旅であった。

このままの私をキープしていきたいと思うのだが帰って部屋に戻ると、まあなんだ「現実」がそこにあるものだから深呼吸する間もなく切り替わった。

長時間の帰り道にあれだけ満足した時間をつらつらと数えていたのに「現実」というのは非情なもので「これから先こんなに満足する旅行は何回出来るのだろう」

書きたいことは山ほどあるが今はせめて水族館での1000円くじで当たったさわりごこちのよい「ぬいぐるみ」でも撫でておく。

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