秋空の一人追想会

ほとんど毎日

空はこんなに広いのに、私の心は広くならない。

移住してからもう5年以上になる。

散歩で空を見上げるといつも感じることがある。

私はなぜあんなにも頑なに関東東京に住み続けたのか。

いろいろと記憶を巡らせて「理由」を並べていると、生家も含め何度も引っ越しした先の窓の外を思い出す。

良かったことも悪かったことも想像以上に記憶されていて気が落ち込むこともあるが今は何とか顔を上げて生きていられている。

あの時、移住に決断せずあのままだったら死んだことだろうと何度も思う。

田舎者は田舎者らしくこうしていれば良かったのだと思う反面、やはりこうして動かなければ私には気が付かなかったのだろう。

高みを目指すと落ちる速度も半端ないことも体感し、人を信じると人に裏切られることも経験した。

それでも今は生きていることのすべてに感謝はしないが、生きててよかったと思えることはある。

無限ではないがここには可能性があったことに気が付くのは行動の先。

私の心は空のようには広くはならないが、私の好きな広さで広げてられているのだ。

なんとも言えない快感に身を任せたら私はもっと翼を広げられるような感じがする。

それが幻想だろうがその先に幻滅しようが乗り越えられると思っているし、乗り越えられなくてもまた別の道を空を探せる行動力はあると信じれる。

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