「過去」がすんなりと入って通り過ぎていく瞬間がある。
それは過去良く見たドラマだったり漫画だったり音楽だったり「感情を揺さぶられるもの」に触れた時。
久しぶりに見るドラマは東京にいたころと移住してきた後の今では感じ方が違う。
殺伐として私を大事に出来なかったあの時に触れた作品に「何を」求めたか知らないが思い出はゆっくりと私の中を通り過ぎ器の中に納まる。
まだやれる。
そんな思いを刺激するのはいつもこんな時だ。
背中を丸めて自分に自信がなくて乾いた笑いばかりの時に「何を」求めたか今はわかる。
そんな妄想にふけながら行動は日和り老けていく

過ぎ去った日々に目を向けるのはどうかと言われても、過去に栄光もなく他人と比べて日々そこそこへらへら出来るようになったのは「過去も私のもの」だからやれること。
へらへらしてる下では全員地獄に落ちろと軽々しく思う。
気が付くと私は世の中に復讐したいという気持ちが甦ってきた。
そうだったそうだった。
こんなことも私の力にしてきた。生きる力にしてきた。
ああ、今日は天気が良い。
復讐の幕開けには丁度良い。
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