泣く子は黙らない

負け犬の遠吠えは見苦しい

最近思うことは「いいなあ、漫画描けるって」

若いころ毎月31ページ、アナログで仕上げた経験があるのに今ではしょぼくれた老人である。

現物も今では残ってないし賞を取ったこともないので妄想と思われて仕方がないが私の記憶にはいつだって鮮やかによみがえる数々の作品がある。

「よしいっちょやってみっか」とペンを握るもアイデアが紙に移しこめない。

何度描いても前に進めない状態にもどかしい気持ちに襲われるが、これは仕方がないことなのだ。

私も好きでこんなになったわけではないと思ったりもするわけだが、所詮「負け犬の遠吠え」

作品一つもかけない今の私なんてのはただの凡人。

そんなに卑下することもないと思いつつ「勝負」に負けたのは事実。

そんなことを思いながらの映画館からの帰り道である。

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イケメンが白塗りしているだけでも面白かった映画「はたらく細胞」

俳優の無駄使いが過ぎる映画「聖☆おにいさん」

どちらも好きな漫画だったのでこれ以上でもこれ以下でもない仕上がりに私自身は満足し観に行って良かったなと思う。

熱烈な思い入れがあるわけではないし、別に大画面で観なくても良いのではとも思うところもあるが映画は映画館で観たい。

健康でいられる人生なんて残り少ないのだからサブスク配信を待つのではなく映画館にはできるだけ足を運びたい。

そんな気持ちを天秤にかけこれからも「漫画原作の実写映画」は観に行くのだろう。

だってそこには私にとって「新しい発見」があるのだから。

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