今を生きる。
そんな魅力的な言葉にすがり過去も引きずって前に歩くことに決めている
周りの人たちが言う言葉に耳は傾けるが惑わされてはいけない。
私は私の答えを持ち歩き続ける。
簡単に揺れやすい心は持ってはいるが、それはいつかなめらかな水のように形を上手に変えることができるだろう。
ときに氷のように冷たく、ときには鋭く固く、壊れやすい性質を持っていてもまた再び流れ出す。

何が何でも前を向かなければならないなんてことはないし、過去にずっとしがみついているのも私のやり方。
気分が上がらなければ横になってゲームをするのが日常なのだから、無理して起き上がる必要もなかったのだ。
気の向くまま私の気分に合わせて丁度良い場所がある。
くだらない事に構っていられないとか追い詰めている瞬間もある。
今日は何もできていない、やれていないなんてふと思って心がキュッと罪悪感に握られることも日常の一場面。
次の瞬間にはまた歩きだしている。
わかっているのだ。
気持ちは追いつかなくても身体は記憶しているから動き出す。
長い間の陰湿な生き方の隅々に時々きらめいた光を見つけては横目で見ながらとぼとぼと歩いていた。
それでも歩いていたんだとわかる一時である。
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