枯渇する正義の狭間

自己中心的で自由な一言

えげつない政府の強行ばかりで辟易する毎日だが報われない氷河期世代が話題になっている。

大学卒初任給が30万円だの40万円だのそんな話だ。

現在は若者がが不足しているんだからそんなものだろうとか思ってしまって「見捨てられてる」とかそんな感覚にはならなかった。

今ソコソコまともに食えているから言えることなんだろうが、当時の私はただ東京に来れれば工場でもなんでもよかったし高校卒業して働くなんて当たり前のことだと思っていた。

様々な意味で現実を知るのはそのもっと後だから私にとってその高卒で働いた工場にいた期間が人生での「黄金期」といっても過言ではない。

私は恵まれたほうだったのかもしれない。

そんな時期を嘆くより「今」目の前にある危機を何とかしなければと強く感じるだけで「今」重要なところはそこではない。

目をそらさせるような情報に惑わされるなと気を引き締める。

どうせ「話題そらし」の一部の過大情報だ。

その初任給だってすべての若者に与えられる「権利」ではない。

大方の若者はまた大人の汚い黒い世界へ入り込み現実に泥まみれながら絞られて群れと成していく。

その中で分岐点を自分で見つけだせるわずかな若者たちだけが恐ろしいくらい光り輝いて「出る杭」になる。

こんなことを繰り返すのが「時代」だ。

いつだって抗えない「何か」に押しつぶされ食い殺されるのが若者。

そのまま「心」まで食い殺されて歳をとるなんてざらにあることで済まされてしまっている「今」が問題なんだ。

いつも「私にできることは何だろう」と考える。

私のような下層の人間はただ飲み込まれないようにしていくだけだ。

必ずつながると信じて足を踏ん張るだけだ。

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