少し長引いた風邪は一通り今現在の「弱さ」と「脆さ」萎縮してしまっている自分見つめ直すきっかけとなった。
無理して抜け出そうと足掻く必要もないのだが体調が戻ってくると太陽の下を歩きたくなる。
真冬だというのに汗だくになるくらい歩き回ると少しだけ心が上向き加減になっている気がしてきた。
食欲も戻ってきているのでニンニク多めのチキンステーキを焼いて食べる。白いご飯が美味しい。
ダイエットはどうした。
上っ面の強さをまとい生きていくのは賢いフリをして見栄を張っている私にはお似合いだ。
それを「本物」にしようとする努力も「ひたむきさ」もあの頃はあったような気もするが、今の私は世の中それなりの煮え湯をかぶってきてただれている。
私なりの生き地獄は形を変えたが今は時々澄み渡るような青空を見せるから期待してしまうんだ。
その「弱さ」も「強さ」に変化するってね。
そんな何万回も聞いたことのあるようなフレーズは人間の根っこにある大事なものだから何度も何度も聞こえてくるんだ。
忘れていてしまっても、また思い出せるように幾度となく私の身体に響き渡るように出来ている。
こんな事が言えるのは今日は天気が良くて気分が上がっているだけなのかもしれないが、それでもいい。
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