ビール一杯で身体がだるくなって寝込む。
付き合いで行った久々の居酒屋にグラスビール一杯ぐらいだったら問題ないだろうと判断したのが甘かったか。
たまに行く日帰り温泉でノンアルコールビールは「のど越し」を楽しんでいたし「昔はあれだけガバガバ飲んでいたんだ」と自惚れたのがよくない。
身体の不調がせっかく良くなったと思ったら逆戻り。
もう私の身体はビールを受け付けないようになったか。
おかしい。
昨年ほかの人のお誘いの時にはなんともなかったのにと思って食事のメニューを思い出す。
ビールに唐揚げ。
悲しいくらい自分の身体の衰えが身に染みた。

それができなくなったと嘆くより「次からのお酒の付き合いにはそういうの飲み方をしなければ良い」と頭の中で切り替えた。
あの頃は身体が不調だろうが何だろうが毎日飲んだくれていたのに、今はきちんと考えられる。
「今更遅い」とふと思いもするが長年の私は「まとも」ではなかった。
今も「まとも」な人間だとは思ってはいないが働けているし健康には問題あるが動けているし遊びにも行ける。
欲は尽きないが「私らしい」生き方はしている。
ちゃんと「私」を考えられている。
今までないくらい「私」をきちんと見ているのだなと感心した。
今の私は確かに裕福な暮らしではないし人を助けられるような余裕も持ち合わせてはいない。
ただ「私」を助けようとする時からは格段に変わって身についてきた。
小さなことが私の自信へ繋がってきている。
だからもう少し、このままでいさせてくれないかと願う。
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