自分の「やりたいこと」に向かっていく継続行動が時に「初老の物忘れ行動」とまぜこぜになる。
「信念」が乗っていないのだからそんなことはないだろうと思っていたが私自身の行動がなんの抵抗もなく「おかしい」ことに気が付かない。
「なにやってんの、なにやってんの」と言葉にしながら自身の行動を律することが多くなった。
集中力も落ちがちになってきていて悲しいくらいぼうっとすることが多くなった。
「なにしてんの、なにしてんの」
いまはそうやって自分自身の行動がおかしい時に指摘は出来ているが、この先のどうなるかわからなくて気が付いていないふりをしていた心配が足元にかすめている。

かといって今更誰かと暮らすことなんて考えていない。
老人ホームやグループホームはなどは考えてはいるが、他人に全面を預けるほど耄碌しないようには踏ん張ってはみているつもりだ。
だがこの先どうなるかわからない。
どうしたらよいのだろうと感がる暇なく「新しいこと」を自分自身に取り入れていけばそんなことはないと思っていたが、どうもその「新しいこと」につながらなくなってきている。
「私は私」でいることが出来始めているのに、なんとも手強い相手が忍び寄って堂々と隣に座っている。
反発せず一緒に歩くことはできるのか。
新たな挑戦なのだろうが納得がいかないまま進んでいくのだろう。
その摩擦を楽しんでいければよいとは思っているが、少し楽観的過ぎるのではないだろうかとまた私は私に重荷を課す。
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