目の前のエゴと向き合う

意識しはじめると様々な「私」がいる。

「みえてくる」のとは感覚が異なり「あったもの」が形になっていく。

精神状態が不安定で暴力性を多く含んだものが多く、私の「実態」が色づいてくる。

頭が壊れている「私」を見つけるのは何とも奇妙で気持ちのよい作業だ。

私は「まとも」な人間だと思ってはいない。

世の中に「まとも」な人間はいないとは思っている。

「まとも」だと声高々にいう奴ほど気が違っている。

それでもわたしは「まとも」な人間に憧れて平均を装う。

「自分が正しい」と思い込むのは大事だ。

けれど安易に他人にお披露目してはいけないということも同じくらい大事だ。

様々な「理由」があるが私は「人間」であるからこそ、その「理由」に気が付かなければ山猿と一緒で「やりたい放題」の私となる。

確かに今は多くの山猿が目に見えて増えてきて「やったもん勝ち」の人間社会はいつの間にか山猿の住処だ。

それに引っ張られることなく私は頭が悪いなりにでも自分で答えが出せる「人間」になりたい。

「人間」であることにしがみつく「私」でありたい。

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