「今日がダメでも明日がある」
寝起きにそんなことを思ってしまうほど「今」の私は平和なのだ。
あの頃は生きていても明日さえ信じれなかった日々が続いていたのに、なんとも「のんき」なものだと感じてしまった。
私は明日に「希望」を置いているからではなく次の瞬間の「一瞬の刹那」を感じたくて生きていることに気がついた。
自分の中に「発見」が私の中を通り過ぎるあの瞬間が何とも言えない感動がある。
雲の間から見えるあの光が私に降り注いだ瞬間の夢見て生きているのだ。

かといってそこへ私が羽ばたけるわけではない。
すぐに羽ばたける力は欲しいとは思って行動はしているが、この巨体はいつまでたっても膝も腰も痛いまま。
身体的要素ばかりでなく心もいつまでたっても成熟した考えに触れられない。
能力が低い私はいつだって馬鹿な行動を起こす側面にいる。
行動力を上げる必要不可欠な部分でもあり短所でもあるから「使い方」が一向に良くはならない。
むしろ私自身「使い方」がわからない。
たどり着ける方法を探してはみても「今の私」にはかすりもしない光にただ憧れているだけだ。
地に足が付いた生活に自惚れた老人のたわごとである。
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