妙な緊張感が身を包む。
気持ちが落ち着かない気分が私の表面をまとう。
格好つけて「年齢はただの記号」とか素敵な女優さんのようなことを言ってみたいものだが根っからの「コンプレックス」はなくなるわけがない。
幼いころから一人で本を読んだり絵を描いたりすることが大好きだった私は「外で遊ぶ」という観念がない。
スポーティーなふるまいは「カタチだけ」山やトレッキングなんかは「一人で生きるための力をつける」行動指針のきっかけ。
普段から「遊びに行く」というのはたまの温泉ぐらいで、この数年は「仕事終わりに遊びに行こう」なんて気が落ちてきた。
「散歩」は「日課」
ゲームや漫画は「娯楽」の一種で「遊び」のジャンルには入れていない。
ともかく私は「遊び」が下手だ。

プライベートをすべて「遊び」に変えてしまったら良いのに。
堅苦しい考え方なんだろうがそう位置づけしてしまっている。
バーベキューや海に行くみたいなものに憧れはあったが若いころ何度か参加しても「孤独感」があるだけ。
そもそも「友人関係」を作るのも下手なんだから誘われたからって大勢が参加する催しなんて好きじゃい。
学校の文化祭で「クラスのみんなで」「部活のみんなで」何かひとつのものを成し遂げる「チームワークが必要なもの」も苦手だった。
もちろん社会人になって同期のみんなで遊ぶのは楽しかったが、それは「たまたま」周りのみんなが優しく私を受け入れてくれただけの話。
「家族」も作ってこなかった私がコミュニティなんてものを必要としていない。
そんな私は今回私なりの「本気の遊び」にチャレンジする。
身体もだんだん動かなくなってくるのだから「やっておこう」と思ったわけだ。
とりあえず手始めに「ラウンドワン」に遊びに行ってきます。
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