余裕

私の余裕はすべてに「金」がありきだ。何物にも代えない。

多額の借金をしてきた。自分で買ってきた苦労と聞こえはいいが先見の目がないただの愚かな行いの末の結果である。返す当てなども考えることができなかったお粗末な頭の作りだっただけの話である。

そしていま身内への借金はあるが、気持ちの余裕はある。

こんなことをやっている時点で、まあ余裕はあるわけだがあくまでも「今」だけだ。

当然これからの老後のこともあるし死ぬまでお金に関しての心配は尽きない。

欲深いからきっとまた人に騙されるような気がしてならない。