生活の余白

ほとんど毎日

だらだらする。

「娯楽」になれば良いが「趣味」になるほど夢中になれていない。

「美学」にするほど「最高」のものにもできていない。

私はなんて無駄な時間を過ごしているのだろうと頭の中でモヤモヤしながらベットの上で横になっている。

「更年期の倦怠感」で片付けて黙っていれば良いのを馬鹿みたいに何かしようとする。

こんな時に何かしたって良いことなんてないのに、どうしてこうなんだろう。

「今日は何もしなかった」

まだまだそんな思いに縛られて罪悪感で身が縮む。

自分で自分の首を絞めるスイッチがオンになり長年積み重なった「言われた言葉」に洗脳されている。

慌ただしい現実に身体を休めているというのに、私の暮らしを守るための休息だというのに張り付いてしまった言葉に縛られる。

この時間が人生の大半を占めて一時は「諦め」になっていたというのに、今の私は「何か」につなごうとして床に散らばった回路をただ眺めてため息をつく。

目をつむり自分の呼吸を確かめる。

「今日は休んだ。明日はそのおかげで動ける」

それにつなげるだけで良い。

たった一筋の線が私を救う。

長年の面倒な癖が一本だけほぐれる。

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