過去は影の中で手を振っている

ほとんど毎日

「陰鬱」な過去と同じ状態なことに少し混乱している。

ろくな睡眠もとれず起き上がりもせずベットの上で動画をただ垂れ流している。

あの時の苦しさ、どうにもならなかった無力感の記憶がよみがえる。

同じ場所に立ち止まっている錯覚。

また繰り返しているのか。

嫌だった過去のほんの一部が重なっただけですべてを「再現」したようになった感覚にため息をつく。

今は言葉で表すようになって整理はつくようになり「あの時」とは違う状況だ。

「何か打開策を」と考えられるだけで私は「あの時」とは違う。

特別なことでなくてよい。

「同じような毎日」でも「同じ毎日」ではないのだ。

「あの時」は押しつぶされて「同じ毎日」と思っていた

そんな憂鬱な時間を繰り返してはいない。

「良くなかった時間の使い方」を「休息」と少しずつ落とし込めている。

「あの頃」よりより多くの時間を生き、迷いを丁寧に拾い続けている。

気が付けるだけの視点がある。

「今の時間」を意識して感じることで私なりに整えられた空間に入ることは出来るはず。

晴れ渡る空の広さや穏やかな海の色や音は私の心に何を与えたか。

何度でも私を「再生」させてきた。

私はその力を信じて顔を上げるだけだ。

違う、そうじゃない

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