変化のエネルギー漏れ

ほとんど毎日

「情熱」が続かない。

もともと「熱しやすく冷めやすい」性質ではあるが、年齢と共に「情熱の箱」が「蚊帳」のような薄く無数の穴の開いたものになってゆっくりと抜け出しているよう。

若い時はエネルギーがあふれているから爆発的な興奮や衝動が「情熱」のように感じられたのだと思う。

過去と比べてしまってどうしても「冷めた」感覚になる。

もう若くはない。

そんなことは根っこの部分では解っていたはずだ。

けれど今のほうが「燃料タンク」は用途に合わせて様々な形に変わり分けて増えている。

あの時、失くした感覚は取り戻しつあるし時々大きくもなるが途切れなく静かに波打っている。

今や継続的な「穏やかな熱」に変化していること。

私の「情熱」は変化した。

「今をどう生きるか」を優先し、これからのことに繋げている。

「考える」「感じる」が少しづつ力を合わせ、心の奥に冷静さを保ちながら先を見つめる。

歳を重ねた今の火はあの頃とは違う芯のほうで灯っている。

無理に火をつけようとしなくても「私の情熱」は次の段階へ進んでいくのだ。

焦らなくてもそれは出来上がってきて私を押し進めていく。

命がある限りその火種を大事に守っていこう。

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