刻まれていく言葉のカード

ほとんど毎日

下ろせる荷物なら、とっくに下ろしている。

他人が軽々しく「もう過去のことだろ」と言い切ることにいつも「危うさ」を感じている。

今を無難に暮らしているだけで、その人にとってはどうなのかわからない。

過去を簡単に切り捨てられる人と、そうでない人。

平気で言う人は過去に縛られたことのない人。

都合よく忘れられる才能がある人。

乗り越えられた人。

日常を維持しようと必死にしがみつく人。

普段は「鍵」をかけている人。

様々な「中身」に境界線も名前もないだろうなとも感じる。

「執着」といえばあまりにも「負の連鎖」が強すぎて「受動的」なものには当てはまらない。

私の考えや答えを誤解なく伝えるには、それは難しい。

いつまでも違和感があるのは、私の中で伝えられる「言葉のカード」が心もとない。

だから何度も「違う」と立ち止まる。

借り物の言葉を拾いつつ、私はいつまでも探し続けるのだとおもう。

過去に囚われて何が悪い。

心に根を張って「自分の一部」になってしまっていることぐらい私がよくわかっている。

現在も繰り返し繰り返し、その記憶が身や心に刻まれているのは私だけのせいじゃない。

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