中身

ほとんど毎日

私に中身などない。スカスカだ。

特に特化したものはないし、これは誰にも負けないと思っているものもない。

話す言葉には重みはないし、説得力もない。

歳をとってからの中身の無さは馬鹿にされる要因の一つだが、私は馬鹿なのだ。

馬鹿は馬鹿なりに生きてきて何とかなってきた。

中身がないから後先考えずに行動もしたが、死にたいと思っていても生きてきた。

ついでに芯もないから気持ちがいつでもブレているし、もろい。

それが人間の弱さといえば聞こえはいいが、ただの中身の無い馬鹿なのだ。

ここまで馬鹿を披露しても徳はないが、これで良いと思っている。

難しいことなんて後回しの箱に入れて放置して置ける気持ちがあるくらいのほうが、私にはそれくらいで良い。

馬鹿のレッテルつけて生きていたほうが肩の力が抜けて良いくらいだ。

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