逆輸入盤の昔話

負け犬の遠吠えは見苦しい

時系列は順を追っていない。

私は漫画が描けなくなったその後も何とか描こうとしていた。

刺激を求めて東急ハンズ、ロフト、世界堂、画材を求めにいける文具店はどこまでもいった。

紀伊国屋書店、ジュンク堂書店、青山ブックセンターいける本屋はいきまくった。

そこで見つけたのは渋谷の「タワーレコード」。当時その最上階に海外からの書籍がフロアいっぱいに置いていた。

今と違ってインターネットは身近ではなかったので、私にとってそこが初めての海外の接点だった。

そこで見つけたのが逆輸入盤の「無限の住人」だ。

今でもよく覚えている。そこで英語も読めないのに立ち読みし、その帰りに別書店に寄って買えるだけ買って帰った。

その後時代劇ものも描いてみようとやってみたが、無限の住人が衝撃的過ぎてくじけた。

もちろん何年か前の実写映画も劇場に観に行った。
いろいろ酷評があったが木村拓哉さん演じる万次は、万次らしくて良かった。

ただ隣に座った人が悲鳴上げすぎの思い出となった。

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