私は年相応に見られたいが上品な人間ではないので薄汚れた小汚い恰好だけはしないよう自分なりに努力はしている。
努力はしていても所詮中高年だ。自分が思っているほど様になっているわけではないと感じるし私自身も柄に合わないことはしない。
ワンポイント程度なら良いが柄物は嫌いだし、良いものを長く着られるような経済力も保管能力もない。
生き方も身体に現れているので風格だけはあるが良いところは何もない。「上品」とはかけ離れた生活の積み重ねが言葉にも表れている。
他人が思う定義された上品な人間にはなれない。
だから「自分なりの上を目指し品を選ぶ」ようにはしている。そして自分が楽しく笑顔で着れる身に着けられるものを選ぶようにしている。
その上品が誰からにも認められなくても、私がそれを着ることによって笑っていられれば私自身の最高の一品になるのでそれでよいと思う。
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