何もない日の「何かしたい」

ほとんど毎日

休日である。

天気が良くてもなんとなく外に行く気はなくぼんやりと海を眺めている。

部屋の模様替えを思い切りやってみた。

馬鹿は身体を動かしてなんぼだろうと思いながらも後先考えずに部屋の模様替えをする。

後先を考えていないから所々の収まりが悪くなったが気分はなんとなく上々である。

そうすると自ずと次にやりたいことが出てくるのだ。

移住する前のような「何かしなくては」みたいな休日の焦燥感に囚われることもなく、自分から「何かをしたい」と思う日が穏やかに来る日があるとは思わなかった。

きっと放置した部屋の納まりが悪い部分にも近々良いアイデアが浮かびそうな気がする。

やはり無理なく「何かしたい」と思ったときには何か良い予感がするのだ。

そんな気のせいの予感に浮かれながら私は日々を楽しんでいることが実感できている。

毎日がもっと楽しくなる予感がするのは、寒波が来ていても脳みそに「春」がもう来ているからだと思う。

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