「思い出補正」をする

自己中心的で自由な一言

20歳代から30代初めまでは借金もあり「畳敷の6畳一間の風呂なしアパート」に住んでいた。

東京の主要駅から外れたその街には近場に三か所銭湯があったのでまだ良かった。

今思えばお風呂にほぼ毎日通えていたことが「自殺」を免れていたのかもしれないと思う。

あれだけ毎日「死にたい」と思って生きていた20歳代。

いまだって強くその衝動が押し寄せてくるし、早く「楽」に死にたいと思うことだってある。

それでも「夢」にしがみついて足搔いていたあの場所。

春になると窓から桜が見えるところが好きだった。

それも「生きる」楽しみだったか。あの場所でもいろいろあったのに良い思い出だけを「補正」する。

そうしなければ今の私も前に進めない。

移住する前に少しだけ懐かしくなりその場所に行った。

今は跡地に立派なマンションが建っている。

今度はあんなマンションに住んでみたいなと上を見上げたが、私は見上げるだけで充分満足なのかもしれない。

夢を見ている時が一番楽しいのだ。

あのまま気が狂ってしまえばずっと夢を見たままでいられたのに。

「補正」するにはまだまだ私には「美しいもの」が不足している。

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