迷惑をかける老人

「血のつながり」という妨害者

「子供を叱るな来た道だ。老人笑うな行く道だ」

そんなことを思いながら大嫌いな身内の人間と自分なりに向き合ってきた。

そして今も現在進行形で続いている。

私は「父」が嫌いだ。

「早く死んでほしい」と30年前から思っていて昨年一年でしっかり気持ちが固まっていたことに気が付く。

何故こんな気持ちが「父」に対して強く思い何十年も積もっているのか。

正直、自分にもわからないくらい幼いころからの積み重ねだと感じる。

そして昨年の初頭にやっと「父」の死が見えたと思った。

病名は伏せるが治療しなければ3か月で死にますと聞いたときは歓喜に震えた。

だが私の期待を裏切りいまだ生き続け根治に近い状態になってしまった。

まだ生き続け私を苦しめるのか。

少しだけ気持ちの整理がつき始めたので私はここに書き始めようと思い、ずっと書き溜めていたものを出していこう。

「父」と向き合うことは「自分」と向き合うことで、とてつもない吐き気と嫌悪ですべての心の整理はついていない。

きっと共感できるものは少ないだろう。

これは私は私のためのものだ。そうである限り私は誰も救えないのだがせめて自分自身は救えるようにしていくため記録として残していこうと感じる。

おぼろげになった記憶は改ざんされて悪く残っているだけだろうが、それはやはりあくまで「私の記憶」であるから大事にしたいとおもう。

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