「感謝の言葉」を知らない無駄な命

「血のつながり」という妨害者

「父」は外面が良いので外には言っているだろうが「家族」に対してそんな言葉が一つもない。

昨年一年間でこれは本当に堪えた。

「お願い」することも「頭を下げる」ことも元々できなかったが老人になり、私たち兄弟姉妹が奮起して「何とかしよう」としている時にさえなかった。

自身の兄弟姉妹さえにも言ってなかった様子だった。

私にとっては「無駄な命」でしかない。

私は確かに人間嫌いで人との関りを出来るだけ取りたくはないが、一人で生きているとは思ってはいない。

ここまで生きてこれたのは、大きくは出さないがなんだかんだで人と関わってきて助けられてきた自分があるからだとも思ってはいる。

「やってもらって当たり前」

そんな「父」はただのクソ爺だし生きている価値など私にはまったく感じられない。

当然その事も含め私たち兄弟姉妹とも口論となった。

穏やかな兄弟姉妹の関係はたった一人の人間の「感謝の言葉」が無いせいで亀裂が生まれた結果となる。

こうやっていつまでも「父」は私の中に傷をつけ死んだ後でも兄弟姉妹に深く残していくのだろう。

「父」のせいでささくれた心につける薬は「父の死亡」という報告だけだ。

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