異次元の少子化対策。
その政策と現在の状況を相互に組み合わせて自分なりに思ってもみるが、面白いことをかかげるものだと薄っすらと細い目で眺めている。
そして私は「このまま滅びれば良い」としばしば極端に物事を思ったりする。
若い世代に土下座して詫びれば解決できるのならそうしたいところだが、だがそう単純な事ではない。
私は残念ながら「他人の暴力によって子供が作れなくなった身体」でずっとそれを自分自身申し訳なく思っていた。
私の他人を信用できない人間への恨みの根本の一旦はそこにある。今でも乗り越えることは出来ないし向き合うことも出来るだけしたくはない。
だから元々「黒白」はっきりつけたがる性格に上乗せして「人間など滅びれば良い」と隠していても心の隅にいつもある。
私の思考がその後に繋がるのは「老人の排除」だ。
私は私なりに精一杯、生きてきた。世の中が少しでも良くなるようにと少しでも期待して選挙も行って税金も納めてきた。子供が産めなかったが責められる道理など一ミリもない。
そしてこの思いがいつ爆発し「その向こう側」に行ってしまうのか気が気でない自分がいることは確かだ。
そうなる前に私は死にたいんだよ。
不必要な老人になる前に、頑張ってきたから楽に死なせてくれ。
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