話すと厄介な身内がいる。
まるで知能犯のように、言葉巧みにでこちらを煽ってきて相手のストレスを高め言質の揚げ足を取りだし相手の無知をさらけ出し隙を突き落とす。
昔から相手にしたくないやつだ。
今思えばずっとこの言葉巧みに人の心をえぐる人間に「恐怖」を植え付けられ「萎縮」してきた部分がある。
それはどちらかが死ぬまで続くものだ。
問題のそれが何だったかも忘れてしまうくらい、相手の言葉が今までの傷の上をなぞり深くえぐる。
まともに対峙すると吐き気と怖気が勝つ。
本来なら相手の土俵に立ちたくもないのだが、立たねばならない時がある。
そうやって自分の何かが削れ思考することを止めてしまいそうになる。
気が狂って死んでしまった方がどれほど楽か。
相手はいつもそれが楽しいんだろうなと感じる。いつもそうやって人を馬鹿にしてきた節があるからだ。
馬鹿と無知には乗り越えられない目の前の分厚い壁は、いつだって身近な人間が立ちはだかり私を壊す。
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