私は幼いころから父親から好きな事を「否定」されたことが多くあった。
私自身の存在も男子から「いじめ」という形で高校卒業するまであった。
だが若いころの私は「なにくそ根性」が強く前に出て「負けるもんか」と思って行動していたし「気の許せた女子」の友人が何人もいたので学校を行かない日々もあったがおかげで卒業できた。
就職をすると同僚の多くの男性は物事を「公平」に見る人が多く、私は「これが当たり前の世界」と受け取ることができ楽しく過ごせた。
まあ、一年後の一部の後輩の女性には「私の好きな男性先輩と仲良くしている」という「くだらない理由」で無視されることになるのだが、それも面白かった。
私はただあの時、いろいろあったが男女隔てなく交流できる世界が楽しくて生きていた。
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その後しばらくして「夢」ためその会社を辞めたのだが、そこからが転落というより地獄の始まりだったから余計あの時の「思い出」が美しくなるのかもしれない。
あの選択は「正しく」はなかったと思う。
しっかりその会社で働いて、働きながら「夢」を追いかけていけば良かったとは今では言えることで、あの時の自分はそう考えなかった。
本気でチャレンジすることを決め「逃げ道」を作らないようにしたら「どん詰まり」になり、自分のすべてを失った感覚に落ち心が死に、最近まで本当の意味で抜け出せなかった。
「正しい」とは思わないが「間違ってはいない」
私の選択の多くは「良い道」だとは言えなかった。
だがそれを少しづつ受け止められる自分を今は作れている。
人生は何があるかわからない。
まだそう思えるのなら、前に進もうとする気があるのなら身を本能に任せたいと感じる。
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