「懐かしい」を選ぶより「新しい」ものを

負け犬の遠吠えは見苦しい

漫画は「お金のかかる」趣味だ。

ここ2年程やっと金銭的に余裕ができて漫画を電子書籍のみで購入している。

移住前にすべて手放した紙媒体の漫画の数々は資料として写真では残しており、時々過去夢中になったものを読みたくはなるが、どちらかというと私のタブレットには過去収集したものより「近年の最新作」や「流行もの」が多い。

高校のころ、アルバイトをして授業料と定期代を払いながらそれでも買った漫画たち。

思い出に浸りながら漫画を読むのもいいが、今の漫画たちには私の青春時代の漫画たちの「思い」がよく引き継がれて「進化と昇華」を遂げているものが多く楽しいのだ。

時々「パクリ」と称されるものもあるのだが「大切にし尊重」しているのら問題ないと私は思うのだが、その「線引き」は人それぞれ過ぎて心が痛いときがある。

中には本当に「盗作」「コラージュ」「トレス」なものもありそれは大問題すぎて話にならない。漫画舞台にすら上げてはいけない。

そしてヒットすれば「オマージュ」「パロディ」下手に真似れば「パクリ」に「盗作」という風潮もあり中々厳しい世界だなと痛感する。

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漫画の幅は増えた。

あの頃は猫も杓子もその王道たるものを大事にされ少年誌はバトルマンガが多くあった。

そして90年代から急激に日本の漫画業界は大きく変化を遂げオタクの祭典だったコミックマーケットも変化し「サブカルチャー」という枠を陣取った。

今も「誰にも縛られない自由な発想」の日本の漫画は、多くの規制も発禁も問題もあるが唯一無二の「強さ」がそこにはある。

まだ私に力があるのなら僅かでも関わっていきたいので、今日もぼんやりと「新しい」漫画たちをチェックしながら財布と相談し購入を決め「良い漫画だな」と思いたい。

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