才能の無駄使い

ほとんど毎日

「才能」とはなんだろうかと考えてみても「才能」のない私にはその一部もさわりも持ち合わせていないのだからさっぱりだ。

「成し遂げる力」

あっちにふらふら、こっちにふらふら。感情が乱高下して足元がおぼつかない私には一途にやれた時期なんてこの人生にほんの数年だけ。

私は「成し遂げる」ことはできなかったし、捨てた。

しがみついても苦しかったし、自尊心も自信も年々失われていくだけだった。

「きれいごと」にうんざりし嫌になり外からの仕打ちで年々腐っていくだけだった。

だが今はまた再び歩き始めている。

あの時手放したものを、私の中に残っているものを、またつかもうとひとつひとつ拾い上げている。

持続力は失われているが紙を目の前にしペンを握れば描こうとする。

身に染みているんだなとつくづく思いながら、何度も何度も線を重ねる。

あの充実した数年の思い出にしがみついて生きていることに気が付き笑顔になる。

これからもそれが「力」となることだろう。

その「力」があれば私は才能がなくたって、もう心配ない。

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