私は「自分のやりたいこと」や「自分が持っている技術」でご飯を食べているわけではない。大層な事ばかりいう間抜けな生き物だ。
ただ世の中を見て感じて経験して今言えることは「上を目指しすぎて自分を見失うな」ということは感じる。
「漫画家になる」大きな目標は「憧れ」で「理想」だったがそこに到達するには「まとも」過ぎたのだとも感じる。
もちろん常軌を超え「気が狂ったように」描いていた時期もあったが、それはどの壁も貫くほどではなかった。
![](https://tentenbou.com/wp-content/uploads/2023/08/fair-4003075_640.jpg)
狭い世界で生きていて思う。
「そんなこと考えていたら何も描けねーじゃん」
世の中は皮肉、揶揄、毒舌が通用して「洒落」が解るものばかりではない。
その言葉をそのままの意味で受け取ってしまい落ち込み、地や沼に落ち這い上がれない者も多い。
特に絵を描く界隈の人間たちは触れてきたから解るが偏って多いようにも感じる。
「どん底」とういのは本当に暗く光も見えない。見えない何かをつかむには先人たちが引き上げてやらねば時がある。
これはどの「芸術」にも言えることだろうか。
私は「絵描き」でも「プロ」何でもなくただ「自分のために」再び描き始めただけの「素人」だし偉いことは言えないがただこれだけは言える。
「構図だのバランスだの難しいことを考えずに、自分の気持ちが萎えてしまう前におもむくままに描こう」
他人の指摘や言うことが受け入れられない時期はあるが、それは自分が踏ん張って頑張っている証拠でもあるから進めばよいよ。
そういって私は私に言い聞かせている。
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