若者たちが当然のように寒い季節でも「素足でサンダル」で歩く。
初老の私にはもう見ているだけで寒い。
だが私も若いころはそうだったった。
20歳代は代謝がよく高校までデブだった私が様々なことを経験したのもあったか身長に見合った体重になり「理想の体型」になった。
なんとか生きてた時代ではあったが気力も当然今よりあり「見栄と借金」の自転車操業状態だったが、いくつもバイトをこなした。
若さというのは「熱い」のだ。
「熱さ」を発散させるには「寒くても薄着」が手っ取り早いだろう。
そう思って若者たちを見ていると何を言っているのかわからない。
高音域の音声が聞こえずらくなるのは年齢とともに解っていたが「言葉の使い方」が異なる。
ジェネレーションギャップも身に染みる。
私もそうだったように。
ふと現在の自身の年齢に怖くなった。
恐怖というのは突然襲うものだが、なぜ今になった「年齢」の関して恐怖が襲ってきたのだろう。
あれだけ歳を取ることが楽しみだったのに、生きることに執着しはじめたせいか。
冷や汗をかきながら、今年もまた面白くなってきたなと感じる。
私は私自身の話題が尽きないことに想像を超える楽しみを持てるようになってきたのか。
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