気分がひどく落ち込んでも高揚しても診断されたことなどない。あきらめた私は自覚して生きることを選んだ。

長文

世にいう「うつ病」や「発達障害」というものだ。

「発達障害」に至っては実妹にそうではないかと指摘されたのが10年前だ。

今とても気分が落ち込んでいるので記憶の部屋の扉が開く。

「うつ病」と診断されたことはない。

サラリー時代、眠れなくて会社に行きたくなくて毎日死にたい。自身でもこれはまずいと思い心療内科を受診をする。

一件目。一年通ったが寝つきをよくする薬だけの治療だった。気が焦っていたのだろう。そう診断してもらった方が楽になれるのに向き合えるのにと思っていたがそうされなかった。せっかちな性格も災いして診療に行かなくなった。

二件目。少し間を開けて遠くの心療内科に通った。気分を変えようと思ったのだ。そこでも寝つきをよくする治療方法だった。半年でいかなくなった。

三件目。すぐさま会社の近くにあった病院に通った。焦るからいけないのだと。じっくりやればきっとよくなるとまた始めた。

寝つきをよくする薬の治療で二年通い、疲れて後先考えず会社を辞めた。その後一年は身内に借金もして引きこもった。

だいぶ省略したが大筋はこんなものだ。

何度も言うが「うつ病」と診断されたことはない。毎日死にたいと思っても寝れなくても「うつ病」ではなかった。

「発達障害」でも「ADHD」でも「自閉症」それに関連した診断は一度もない。

それに関連するセンターや病院を渡り歩いた。書籍も漫画も読み漁ったし思い当たる節が多すぎてますます気分が死んでいった。心療内科との治療も重なっていたので相談もした。

お金が無くなってきたのでやめた。

私自身そうやって行動した結果、簡単には診断しないのだなと分かったので自称はしていないが自覚をすることにした。

そうすることで大げさだが演技することもできるようになったし、それが自分の中で納得して行動することもできた。

それは自己防衛の手段だが今はそれがそれができなくなっている。

私は「うつ病」ではない。

ただここ最近、毎日やる気を失って死にたいと思って空しくなっているだけの人間だ。

そう認めたら先ほど救いの手がふと舞い降りた。ではどうぞ

King Gnu「飛行艇」

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