「ジムニー」の話

自己中心的で自由な一言

私が車の運転免許を取得したのは高校三年の時だ。

自分でアルバイトをして稼いで自動車学校を少々長く通い、本免許試験は数回受けて合格した。

センスがない。

その後何度かレンタカーを借りて外出もしたが、毎回汗だくである。

あの頃、運転してわかったのだが「この鉄の巨体」が一瞬の油断で「人殺し道具になる」ということだけの印象しかない。

そんな私も高校卒業して寮のある工場に就職し自分のお金と時間が取れるようになると散財もしたが車を購入した。

スズキの「ジムニー」である。

あの角ばったフォルムの「小さなジープ」紺色の深いものだったと思う。

ずっと欲しかった。後にも先にも購入したのはその一台限り。

一年もしないうちに廃車にした。

センスがない。

それ以来、年に一回ぐらい運転するだけで現在は全くもって運転する気はない。

「高い身分証明書」になってしまった運転免許証だが十分に採算は取れたと思う。

もう「ジムニー」を一度手に入れたという思い出だけで気持ちは満足している。

一年も一緒にいられなかったが「憧れのものを思い切って購入した」気持ちが満足に繋がっていると感じる。

今あの時の「高揚感」を掴むための生活は維持はできていないが、いまだ忘れられないのならきっと私には可能性があると信じてやっていきたい。

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