不器用に紡ぐ

ほとんど毎日

前を向いて歩いていると、知らない誰かや、見慣れた顔にその力を削られていくのだなと痛感する。

そんな繰り返しの日常の中、私に「前を向く力」を発見し始めてこの数年は様々な意味で鍛えられた。

傷つきながら形を変えていき、誰かに削られていくことで「私の本当に見たいもの」が見えてくるのかもしれない。

文句を言いながらでも凹んでしまう日もどうにかこうにかやってこれたのは私自身が「言葉を紡ぐ難しさ」をほんの少しでも知ったからだと感じる。

伝えたい思いほど言葉にならない。

考えていることをそのまま言い出すと馬鹿さ加減は出るし、詩的に飾りすぎれば自己愛主義者がイカれた口調で言い聞かせてくる。

加減が難しい。

不完全な私を前向きにさせているのは「言葉の力」だ。

様々な言葉を毎日繰り返し使うことで自分のものになってくる。

誰かに送ることも届けることもしないで自己処理ばかりだが着実に「私の力」になってはいる。

私の心のすべてを拾いきれなくても存在を確認することで大分違う。

重ね合わせ結び合わせた手触りが感じられれば「私」が感じられ一部になってくる。

私の歩いてきた道が輪郭をあらわす。

まだまだ荒れ地と勘違いするような道が両手で感じられてくると回復力も高まり整え始めていく。

けして強くもないが弱くもない。

やっと前を向き顔を上げる力が備わってきたと感じれる。

メンターになる人、老害になる人。

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