私は自分のことだけしか考えない頑固で惨めな「年寄り」が嫌いだ。
道路に唾を吐き弱いものを狙い大声で怒鳴り散らし、手を差し伸べているのにも関わらず拒否し本当の孤独を募らせている「年寄り」が嫌いだ。
こんなのはごく一部だということも解っているが、そういう連中が目立ち「年寄りだけではない」ことも、もちろん知っている。
それは「人生に敗れた自分」のようで嫌なのだ。
こんな大人になってはならない年寄りになってはいけないと思いながら生きてきたが、自分自身が「それ」に近づいてきていることは否定できない。
私は確かに「敗けた」人間だ。成りあがれなかった「敗者」である。
それがずっと嫌で嫌でたまらなかったから、いつも今でもどこかに「終わらせたい」と思っている。
それでも今なんとか自分の両足に何十年かぶりにチカラがやっと入り、立ち上がれている。年齢も上がってエンジンのかかりが遅いが何とか再スタートを切った。
そして今年は調子を落としながらとっさの「牛歩作戦」に入る。
なぜなら私はもう「年寄り」なので止まっている暇はないのだ。
やり残してい事は沢山ある。「やらねば」というより「やりたい」自分がまだあるのならなだ行動できると信じている自分がやっと出来上がり始めたところなのだ。
何度も挑戦してきた過去があるのだから今やれないわけがないと、また動く。
どんな理由も屁理屈もつけても良いから動け動け。私。
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