花粉と反射と情状と

ほとんど毎日

近頃は涙もろい。

何十年と流し忘れていたように涙もろい。

「歳を取ったせい」

そんなことも思いつつ私の心に真面目に聞いてみる。

「感受性」はもともと豊かだった。いま多く涙を流す理由はその延長線上にあるのかもしれない。

目の前のものにばかり目がいき「そのもの」の背景や経緯を受け取ることなく直情的に生きているからだ。

それは「自分の首を絞める」行為でもある。

直情的だから「嫌いな人間」の前では「嫌いだ」ということを表にし「好きな人間」の前では自分なりの線引きはあるが「好意」を示す。

それは「人間の本質」であり大事なことでもあると私はこの数年やってきた。

だがそれには欠点もあり失う部分も多くあり「普通に」「平均的に」「一般的に」にとらわれ過ぎて、いつも何かを見失う。

中途半端に長く生き経験し「不安定さ」を補強するように涙が出る。

まっすぐに自分の情緒に向き合える日は来るのだろうか。

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