老いるということは若さに執着や嫉妬することではなく若さを称賛するものだ。

長文

私は常日頃、若者は応援したいとは思っている。資金援助ができる大金持ちならやってみたいが今の私には無理難題だ。

今の私は「老いる」ことを楽しんでいる。

あれだけあの時死んでおけばよかった思いながら毎日思っていても楽しんでいる。

矛盾は良くあることだ。この矛盾さえ楽しめるのは少々長く生きたからなのだと思う。

そして若者の日々の輝きに心を打たれる毎日を送っている。

ここ30年であっという間に世界は変わった。私などは追いかけるだけで精一杯だ。

インターネットの普及により様々な媒体が生まれた。

私は頭が固すぎてかなり出遅れたが、その恩恵は少なくとも受けている。

どの時代も若者が新しい文化を作ってきた。率先して新しいものを取り入れ自分のやりたいことを発信してきたように感じる。

正直老いた脳みそでは考えられないことを行動し発表する。理解できずわからないこともあるが感動して涙も出るときもある。

偉そうにするのは得意なので上から目線なのだが、それでも新しいことの中に脈々と歴史は継がれていく部分もあり上手に昇華している。

何段でも上昇気流を持っているのが若さのチカラだと感じる。

これが見えると若さはやはり無駄にしてはいけない時間だとつくづく感じる。

そして老いることに恐怖を感じ歪んでいく人間もいる。

良くは知らないが医療技術も発達し様々な分野の向上もあっただろう。

年相応に生きることは悪になっていて踊らされている人間が多いことのように見える。

私もそうだったので人のことは言えない。

踊って自信が楽しいならかまわないが、それは問題を先延ばしにしているようで見ないようにしているだけに思えた。

単純に1年歳の差があるだけで話のタネは違うから同世代と言っても差が生まれる。

老いは思ったより心をむしばみ判断を誤らせたりもするから、詐欺師や犯罪者ではないがぎり若者の言葉を素直に受け止めていきたいとは思う。

この年齢になると心が醜く歪んでいることも自覚できるし人間は美しく尊いものだと感じることが少ない。

そして若く美しいものに惹かれ言葉にして称賛するべきなのだと思う。

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