この素直でない偏屈な妖怪は物心ついたときには私の中に居た。
「誰にもまねできないことを」と変人だった私はそれを押し通すことも出来ず現在に至る。
残ったのは「ひねくれた」私自身なのだが今はそれを愛せている。
この妖怪は自分のことが大好きなのだ。
だから今の私にはぴったりの相棒なのだ。
この相棒と共にこれからも生き続けるので大事にしてやらねばならない。
斜に構え世の中を馬鹿にし僻んで膝を抱えている相棒は、本当は素直でまっすぐな可愛い良い子なのだ。
可愛い子は旅に出してしまわなければならない時がある。
いまがその時なのでそっと背中を押してあげるが、この子は遠くに行っても大の親友なのでニヤニヤしながら嫌な笑顔で戻ってくる。
それを待ちわびながら今は一旦さよならしたい。
私の相棒なので大きく肥えて帰ってくるだろう。
その時の私は心身ともに鍛えて温かい場所を作りいつでも迎える準備をしてしっかり両手で受け止めてあげられるようにしておきたい。
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