感受性が豊かで思考が青臭かったり大人びてみたりの高校時代。
私たちの世代は漫画やアニメ好きは「オタク」というレッテルを張られイコール「気持ち悪い」「犯罪者予備軍」まで言われてきた。
ひとつの事件がきっかけでそれはますます弾圧に近いものになっていたが「サブカルチャー」としての地位を世界的に知らしめると世の中は手の平を返したようになった。
今や世界に誇れる文化のひとつであり「ポリティカル・コレクトネス」が進んだ欧米のやり方に屈しない「表現の自由」がここにはある。
私は何の肩書もないので使い古した薄っぺらいことしか言えないが、それでも私自身目指した世界だからこそ思うことも強くなる。
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そしてひとたび衝撃的な事件が起これば「アニメが好きだった」「漫画をよく読んでいた」と結びつける。
面白いか。
何十年と更新出来ないカビた知識を広げ偏った情報を広げるのは楽しいか。
私は確かに「死にたい」と常に思いながらも「生きる」のに必死で世情を流れを見てこなかった。
むしろ軽蔑していた。
そして目をつむり口を閉ざし臭いものに蓋をして自分では変えられない世の中に絶望し黙っていた。
間違ったものに間違いだと言えない大人に老人になっていくのは嫌だ。
嫌いな人間は別として、目先のものに手を差し伸べられない自分になるのはごめんだね。
私は私の判断で前に進む。
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