信頼の代理

ほとんど毎日

朝起きたら水を一杯飲む。

朝の一杯の水は購入している水だ。

今どき「水を買う」なんて珍しくないが就職したての若いころは「水を買う」なんて信じられなかった。

そして「日本国内で採れた水」というだけでこのペットボトルにラベリングされただけのものを「信頼」して買っている。

こうやって見ると人間もこういうラベルや肩書を見て判断されるのだと改めて思う。

「中身」はすぐにわからないから「肩書」を見て判断することは間違っていない。

それは今ならわかること。

だが生きているとその「肩書」に何度も惑わされ圧力をかけられ潰されてきた部分がある。

情報を省略していかなければ、この情報社会の中で自分自身を見失い兼ねない。

全部を素直に受け止めてしまっては、私のようにこの年齢まで「何もない人間」になってしまうのだ。

「中身を見てほしい」なんていう人がいるが、それは「保証はないが信頼しろ」というようなものだと今ではわかる。

「肩書」なんていくらでも作れる偽造できる時代だからやっとわかるが、私はまだまだ「肩書」に振り回されている。

本当の信頼って何?

肩書は「結論」ではないが「入口」なはずなのにと面倒な考えをこじらせてしまって行き詰って、またうろうろしている。

私自身なぜこんな風になってしまったか疑問だ。

そんな事を思いながら今日もラベルだけで判断して 水を飲んでいる。

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